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速筋繊維を鍛えよう(サイズの原理)

こんばんは
大阪市西区江戸堀 土佐堀 京町堀 靱本町 西本町のボディメイクは
お任せ下さい!ボディメイク プラスワン(プラスワン整骨院併設)のヨシダです!

トレーニングに関して、
いつもより強い負荷(過負荷)、
負荷になれたら少し強くしていく(漸進性)
話をしましたが、
なぜそんなことが必要かって話をなるべく簡単に書いてみたいと思います。

筋肉には大まかに、遅筋繊維と速筋繊維という種類に分かれます。
(速筋はさらに分かれるのですが割愛)

見た目の違いで白筋(が速筋)、赤筋(が遅筋)とも言われます。

魚の白身魚、赤身魚も同じ意味です。
(白筋は瞬発力、(ヒラメなど一カ所にいる魚は白身)、赤筋は持久力(回遊魚のマグロは
赤身)と思うとわかりやすいと思います。ちなみに鮭は白身ですが、食べ物の色素でサーモンピンクになります。

こんな感じ。

で、どちらの筋肉も、鍛えると、大きくなる(筋肥大と言います)のですが、
その割合は速筋繊維の方が大きいのです。
つまり、速筋を鍛える方が、身体の形を作りやすいのです。

ところが、この速筋繊維、名前からすると、速く動かすときに働くと思われがちですが、
実際には、強い力を発揮するときに働きます(速く動かすときは力も強くはなるんですけどね)。
逆に、小さい力の時は、遅筋繊維が働きます。
(このことを、厳密には、神経と筋肉のセットである運動単位というユニットが、小さい力の時は、
小さいサイズの運動単位が、大きい力の時は大きいサイズの運動単位が働くという、
サイズの原理といいます)

ですから、身体の形を変えたければ、速筋繊維を刺激するだけの
負荷が必要になるというわけです。

また、ありがたいことに、この速筋繊維ですが
エキセントリック収縮(筋肉が伸ばされながら収縮している状態。
重りをゆっくり元の場所に戻す動き)でも使われます。
逆に言うと、ジムで、よく重りをガッチャンガッチャンと上げ下げしてる方がおられますが、
あれは、速筋が働きにくくなるので、効果が半減してしまいます。

と言うことで、身体の変化を感じるためには、
一般的な方の感覚としてはなるべく強い刺激
(具体的には、何とか一回できる重さの80%ほど)を与えるのが理想と言われています。

そういう意味では、前回の漸進性の原則と併せて、
腕立て伏せや懸垂を何百回できたとしても身体の形は変わらないと言うことです。
(持久力はやればやるほど付きます)

もちろん、最初から、そこまで激しい事をしなくても大丈夫です。
まずは、普段より強い刺激。慣れてきたらそこから少し強く。
それの繰り返しで、きちんとエキセントリックで収縮がかかれば、
速筋が鍛えられて身体の形は変わります。

また、刺激を感じる感覚がわかり出すと、
身体の動きの意識も高まってきます。

と言うわけで、ボディメイクを考える方は、
速筋を効果的に鍛えて、身体と、動きを変えていきましょう。

では~(^_^)/

 

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