こんにちは!ボディメイクプラスワンのヨシダです!
さて今回はお客様がマッスルゲートに出場して入賞した報告です。
まず、マッスルゲートとは?ですが、マッスルゲートはゴールドジムを運営されているTHINKさんが開催している筋肉系コンテストです。
特徴としては、オープン参加(地域、登録団体等関係無く誰でも参加出来る)で、カテゴリーも豊富で、老若男女、初心者から歴戦の強者まで楽しめる大会です。
個人登録で出場でき、ドーピング禁止を強く謳っているJBBF規定をベースにしているので薬物使用を疑われるような選手は比較的おらず、これから競技にチャレンジしたい方には登竜門的で人気もうなぎ登りのようでお客様が出場された大会も登録選手数が200人近いかなり大規模な大会でした。
で、お客様がチャレンジされたカテゴリーは、ボディビルの某階級でした。
ウチにお越しになった時点でまだ減量幅が結構残っていたのと、階級的に一番激戦区になると思われたので、最悪計量をクリアできないと出場できない、クリアしても一番激戦区になると思うので上位を狙うのは難しいかも知れない(オープン参加なので誰が出てくるか分からないのであくまで傾向として)等の理由で階級を一つ上に上げて、その状態で絞れるだけ絞る、絞れすぎてリミットを切ったらカーボアップして体重増やした状態で当日計量する戦略をお伝えしたのですが、お客様が自分で絞りきる方向で当初の階級で挑戦したいとの事で、出来る限りのバックアップをさせていただきました。
で、まずはポージング指導。ボディビルはリラックスポーズ、クオーターターン(リラックスから右回りに90度ずつ周り、全身のバランスをチェックする)、規定7ポーズ(フロント&バックのダブルバイセップス、同じくフロント&バックのラットスプレット、サイドチェスト、サイトトライセップス、アブドミナル&サイ)、フリーポーズ(1分間の自分で準備した曲に合わせて自由にポーズを取る)が有ります。
これらを店舗内の大型鏡を前後に置いて合わせ鏡にしてご自分で後ろ姿を確認していただきながらポーズの取り方、細かい筋肉への力の入れ方、一番綺麗に見えるポジションの確認を行います。
また正面のポーズでもポージング練習専用の照明を設置して一番筋肉の彫りが深くなるポジションを確認していただきます。
また、この中でポーズごとにポイントがあります。だいたいポーズの癖を見ると普段のトレーニングの癖も見えてきます。そのなかで、トレーニングの癖がポージングに影響すると思われる場合はトレーニングの指導も提案させていただいております。
お客様の場合、胸椎の硬さが影響してリラックスやフロントラットスプレット時に肩甲骨の水平外転をキープしながら胸郭を広げるのが苦手だったのでかなり意識していただきました。また、ダブルバイセップスの時に肩が上がる、腕に力が入りすぎると肘が曲がりすぎる部分も結構しつこく指摘させていただきました(コレはほとんどの方が最初そうです)あと、”脚を割る”、”脚を割り続ける”事も徹底させていただきました。特にバックポーズでのハムストリングスのカットを出せる、出せない(もしくは一瞬は出せるが抜けてしまう)は順位に直接関わる部分なので最後までしつこく指導させていただきました。(腹筋が割れてる、大腿四頭筋等はボディビルでは当たり前です。ハムストリングス、大臀筋のカットが出て絞れてる!って位に考えていただいております)
で、果たしてどうなったかというと、、、、
このように、しっかりと四頭は当然、ハムストリングス、大臀筋、共にカットが出ております。
(スマホで撮影したので解像度が悪くてスイマセン・・・)
正直、ここまで仕上げるのはかなりキツいです。実際、減量中に低血糖状態までなって動けなくなったと仰ってました(本来低血糖になるのはよくありません。それ前提の減量指導はしません。ただその体験でその直前の状態で食事を摂るタイミングが分かるようになります。また絞りきる事によって一瞬で食事が身体に変化を与える事が体験できます。ご本人もその劇的な変化に驚かれていました)。
そして、、、見事前日計量をクリアして2部門に出場、どちらも入賞されました!
正直、最初に提案したように実際お客様の出場した階級が1番激戦区だったと思います。
特に1,2位の人は経験者で完成度が高く、一見して順位は想像できました。
そのなかでの入賞は素晴らしいの一言です。(比較審査の流れで、新人の部はもしかすると1位、悪くても3位、階級別の方は上手くいけば3位、悪くても入賞圏内なのは見て思ったのであれだけの出場者の中でジャッジされた方達は凄いなぁと思いました)
ちなみにお客様は初出場だったので新人の部も出場して見事2位だったのですが、1位になった方は、お客様の2階級、上の階級で優勝されました。また新人の部では予選審査ではお客様に1位票が2つ入っていました)
正直、この仕上がりで上の階級に出ていたら1位を獲れていたかも知れません(上の階級の方が全体的に仕上がりが甘かったので。もちろん、コレは仮定ですし、上の階級出場していたらここまで絞り切れてなかったかと思いますのでたらればの話です)
正直、バルク(筋肉の大きさ)では不利だったのですがそれをひっくり返す仕上がりの良さが抜けていたと思います。逆に言うと下位の人が仕上げてきていたら順位が下がったとも言えます。
しかし、こういうコンテストは、”当日のコンディション”を競う物です。たらればでは無く、”今”を競うので、だから面白くもあります。
ビフォアーのポーズやコンディションから、ここまで結果を出せるまで頑張られたお客様に僕も感動をいただきました!
と言うことで、ウチは基本はボディメイクレベルのお客様がほとんどですが、
その究極の位置にあるボディビルの方も指導させていただいております
(注 薬物を使用されている方の場合、トレーニングシステムや食事内容も全く変わると思いますので指導は遠慮いたします)
昔はボディビルドップリだったトレーナーのいる、ボディメイクプラスワンはここ!
では~(^_^)/