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聖地巡礼したことありますか?

こんにちは!
大阪市西区江戸堀 土佐堀 京町堀 靱本町 立売堀 新町 西本町のボディメイクはお任せください!ボディメイクプラスワンのヨシダです!

最近、SNSを始め、いろんなジャンルで聖地巡礼という言葉が使われています。
もちろん本来は宗教で開祖の関連地や重要な拠点を参拝する意味ですが、現在ではもはや、色々な作品の中で登場する舞台や風景、建物などを実際に訪れ、その作品の世界観を体感することを言う様になっています。

さて、ボディメイクと言う言葉を使っている当施設も、ベースとなっている部分はボディビルからのテクニックが多いのですが、ボディビルの聖地はどこか?って言うとマニアなら即答で、ゴールドジムベニス!と言うと思います。

ボディビル黎明期から存在したゴールドジムの第1号店がベニス店で、皆さんご存じのアーノルドシュワルツェネッガーを始め、そうそうたるメンバーがトレーニングしていたジムです。
で、実は僕も1度だけ行ったことがあります。と言っても30年近く前になりますが(^_^;
ベニス ゴールドジム で検索して頂くといくらでも写真が出てきますが、僕が行った当時も同じく広いジムでした。その当時トレーニングを始めたばかりだった僕はなーんにも考えずにメチャクチャデカい外人ビルダーに話しかけて、やっぱり何かしらの薬使ってるの?なんて聞いちゃってました(^_^;
それでも優しい人だったので、”使ってるよ~、試合に出てる人はみんな使ってる~”(意訳)って答えてくれました。良くも悪くも薬がまん延してるから言える話ですよね。日本で、薬使ってるんですか?なんて聞いたら怒られますよね。。。
ちなみにその人はアマチュアでUSAかどっかのタイトル獲ったことあるらしいです。(今から考えたらメチャクチャデカかったのですがプロポーションは良くなかったなぁなんてお前が言うな的感想が出てきますが。。。)
と、ジムのでかさとトレーニングしてる人のでかさにもびっくりしたのですが、僕が一番感動したのはそんな薬をバリバリ使ってる人間の横で、お婆ちゃんが普通に同じくトレーニングしてたんです。当時僕が聞いたのは、ベニス行くのは良いけど、あんまり治安良くないから明るいウチに帰っておいでよ~って事で結構びびっていたんですが(本当かどうかは生活していないのでわかりません(^_^;)、そんな所で、しかもボディビルの聖地(実際ジムの壁に、メッカオブボディビルディング(英語でね)って書いてあります)なのに高齢者が普通にトレーニングしてるって凄くないですか?

日本でも最近やっとウェイトトレーニングが認知されてきてアスリートはもちろん、男女問わず若者がファッションとしてトレーニングを始める風潮が出てきましたが(決してそれ自体は悪くは無いと思います。僕自身ももちろんモテたくてトレーニングを始めましたから(笑)。)まだ高齢の方やシニア世代(55歳以上の方)の方でウェイトトレーニングをされている方は、ほんの少しです。もちろんケガの歴や病気等で運動のリスクがある方もいらっしゃるので誰でも気軽に出来るわけではないでしょうがリスクを避けることが出来ればやはりメリットは沢山あります。

しかし、古今東西、日本のジムやフィットネスクラブは個人主義と言うよりはどうしても集団形成が出来上がってしまい、同じタイプの集団が集まってしまう傾向があります。悪く言ってしまうと、”村”になってしまいます。(これはむしろフィットネスだからというよりは日本人の特性かもしれないですね)

本来は多くの人の受け皿になっていた総合フィットネスクラブ(ジム、スタジオ、プール&お風呂の三種の神器を備えていたクラブ)が、新型コロナで軒並み閉鎖に追い込まれたので、高齢者はカーブス、ダイエット目的の富裕層はライザップ、ダイエットしたいけどライザップは高いと思う人は24/7(苦笑)、まったくの初心者は、ちょこざっぷ、こだわってトレーニングしたい人はゴールドジム、SNS用に動画&写真を撮りたい人はエニタイム、薬物使ってる人はその他の設備がそろってるジムに流れていく様な感じです(ゴールドは薬物利用は厳禁してる&ハードにトレーニングしてる人間が多いので薬物使ってるとすぐに噂が出て白い目で見られるのか、居心地悪くなる様でいなくなるようです)。

そういう意味では、ステロイドをガンガン使っている人間と、高齢者が同じ場所で同じ機材を共有してるっていろんな意味で凄いと思いました。

薬を使って究極のサイズを目指す人間も、健康志向で汗をかく人、最後までピンピンコロリの為にラジオ体操感覚でワークアウト(ウェイトトレーニングの事をワークアウトと言います)する人も一緒にいることが出来る場所。インドで言うと、死体が流れてる横で沐浴してる様なガンジス川の様な(言い過ぎ)ジムでした。

いろいろなジャンル(例えば競技)で時間が経つほど方向性が変わってきたり先鋭化(ベクトルが1方向に向いていく)していくことは当たり前の様にありますが(ボディメイクで言うと、薬を使って究極のサイズに向かっていく方向。本日も競技には参加していないですが薬物使用を公言していた方が40代の若さで急逝したニュースが流れていました)、聖地(発祥の地)に戻ると、そんなヤバい(あえてヤバいと書きました)話では無く、もっとシンプルでいろんな人に対応出来る哲学的なものや、単純に楽しい、もしくは強い、カッコイイと言う物に戻ると思います。

どんなジャンルでも聖地(発祥の地)に行ってみて、当時の人達の想いに触れるのは大事な気がします。

ちょっと話がずれるかもですが、例えば空手の発祥は沖縄(琉球)とされているようですが、海外の空手の愛好者が沖縄に憧れて訪れているそうです。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2303/06/news012.html
空手も世界連盟が出来て競技としてのルールが策定されて、色々な団体が(柔道と違って空手は流派があるので流派ごとに考え方の違いはあるようですが)競技で勝つための稽古に先鋭化しているようですがそれとは別として温故知新?原点回帰?として沖縄を訪れる海外の方が多いそうです。

いろんな道を進んでいて迷ったとき、原点に返るという意味で聖地巡礼や自分のルーツに立ち戻ることは素晴らしいと思います。

高齢者もガチな人も応援できるジムでありたいと思うトレーナーのいる、
ボディメイクプラスワンはココ!

では~(^_^)/

2 thoughts on “聖地巡礼したことありますか?

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