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本当のフィットネスとは

こんにちは!ボディメイクプラスワンのヨシダです!

当施設はボディメイクと銘打っていますがボディメイク関係のコンテスト出場を第一とは思っていません。それはコンテストには輝かしい部分もあればそれに比例しておよそ健康産業とは相容れないほどの身体の負担が強くなる部分があるからです。
カテゴリーにもよりますが現状を打破するだけの高強度なエクササイズ、ダイエットレベルではなくボクシングやレスリング等の体重別競技レベルの減量(食事制限、体質や戦略によっては気の遠くなる有酸素運動)、舞台の照明でも筋肉の線が見えるだけの日焼け(身体に塗料を塗ることも出来る団体もありますが、下地としての日焼けは必須です)、舞台上で自分を最高に見せるためのポージング練習と、一般的なトレーニング愛好家とは必要なエネルギーも時間も変わってきます。

また出場する団体の登録費、出場費、出場するための必須セミナー(アンチドーピングを謳っている団体の場合、禁止薬物の説明(なぜいけないか?どういうことになるか等)を受講します(逆にアンチドーピングとは言いつつ、実質何も対策をしていない団体は、薬物の使用は個人責任でやり放題と言わざるを得ません)、それにプラス、出場するなら受けないと評価してもらえない(もしくは規定違反すると失格になる可能性もあります)ウォーキング(舞台での立ち居振る舞い)や、ポージング(選手同士を比較するポーズを教えてもらう)セミナー、カテゴリーごとに必要な衣装(男性は下着だけで済みますが女性の場合、公式のヒール、水着(規定の販売されている物もあればデザイナーに作っていただくオーダーもあります)の購入、必須とは言えませんがさらにそれらをブラッシュアップするなら団体公認の指導者(団体によっては公認指導者以外の指導を受けることを禁止している団体もあるようです。推奨しないなら分かりますが禁止って・・・)のパーソナル指導を受ける費用もかかってきます。

このようにボディメイクを行うことと、ボディメイク系コンテストに出場するのはかなり意味が違ってきます。

ですので、当施設ではコンテストではなく、あくまでボディメイクを楽しんでいただいて、その中でコンテストに興味が出てきた方に対して、コンテストのノウハウ等をお伝えしております。

その中でもウォーキング、女子のポージングに関しては外部の先生のご紹介もしたりします。
(※誰でもご紹介するわけではなく、ある程度こちらのセッションを受けていただいて安心してご紹介出来る方のみとさせていただいてます)

で、先日、知り合いの先生がテレビ番組に出演されました。

こちら。はい、知る人ぞ知る丹羽先生です。
写真は確か昨年韓国で開催された世界大会に日本代表で出場された時です。
(なんと世界大会前に開催された日本大会のフィットネス部門(一般部門)で20代30代選手のいる中、68歳で優勝して日本代表に!)

こちらが全日本で優勝した時の写真です。

先ほど書いたように、ボディメイクとコンテスト出場は違います。
しかも、こちらのフィットネスと言われるカテゴリーは、パフォーマンスラウンドと言われる、ステージ上でダンスやアクロバット的な演技(競技エアロの場合、バランス、柔軟性、パワー等のエレメントと言われる各要素の演技を入れないと確かダメなのですがフィットネスが現在エレメントの必須は僕は分かりません(^_^;)をするため、より練習時間やエネルギーが必要になります。
(そのため、カテゴリーの選手層が少なくなってる傾向はあるかと思います。)

それにしても68歳で日本チャンピオンって凄いにも程があるでしょ。。。
って事でテレビに出演されたようですね。で、きっかけをもちろん聞かれてました。

テレビの画面そのままです(^_^;
番組内容をかいつまむと、42歳でウェイトトレーニングを開始。
きっかけは、ただ単に老化防止とのこと。(でも開始して3ヶ月は(トレーニングがきつくて)毎日死んでたらしいです。老化防止の為に毎日死んでるって、なんか火の鳥とか、日々死んで生まれ変わる的な仏教観ぽくて面白いですね(面白がったらダメですね(^_^;))

もちろんここまで頑張り続ける為にいろいろな部分も犠牲にされたりしてるのでは無いかなとは思いますが、ここまで長く続けられるって事はコンテストにそれだけの魅力があるからにほかならないとも言えますね。(先生が凄いのは当然なので、はしょります(苦笑))
実際先生も生徒には舞台楽しいよーって楽しむ事を常に言われていると思います。

試合に出る出ないは個人の価値観や環境によるものですが、フィットネスとしてのトレーニングにはこれだけの可能性や魅力があると思います。

しかし、現在ウェイトトレーニングが第何次かのブームになっていますが、団体が増えたためにドーピング規制の問題が出てきています。

理由としてはボディメイク競技には技術点が存在しないため他の競技と違いフィジカルを強化すればそのまま競技成績に繋がる部分があるからです。

また、ドーピングチェックに関して検体を検査する為にはIOC(国際オリンピック委員会)やJOC(日本オリンピック委員会)傘下の団体でないとWADA(世界アンチドーピング機構)やJADA(日本アンチドーピング機構)の検査機関の利用は出来ないようです。ドーピングの陽性陰性はアスリートにとっては選手生命に関わる問題なので、訴訟問題にも発展してしまいやすいためWADAレベルの検査態勢でないと、そもそものテスト意味が無く、(実際弁護士が身内と称して帯同して検査法の穴を指摘しようとした事例もあったようです)実質フィットネス関係で言うとJOC傘下のJBBF(日本ボディビル&フィットネス連盟)で無いと、ドーピング検査の品質を担保できない可能性はあります。
(以前存在したJPC(日本フィジーク委員会)ではJADAとは別機関でドーピング検査を行ったと言っていたようなのでWADAレベルでの検査まで行かなくても検査自体は可能だと思いますが)

また、ANNBBF(全日本ナチュラルボディビルディング連盟。以前はNBBFと言う名称でした)と言う団体もあります。
(団体規模としてJBBF(公社)日本ボディビル・フィットネス連盟に遅れを取っている部分は否めないですが(そもそも公益社団法人は1業種1社団なのでJBBFが公益社団法人を取った時点でかなり挽回は難しいのも事実だとは思います)関西においてドーピングテスト100%を目指すという理念を含め、徹底したアンチドーピングの姿勢を取っているようです。こちらの検査はポリグラフ(嘘発見器)の利用も前提にされていたと思います。ここまでしっかりとポジションを明確にされている団体で薬物使用を考える人間はまずいないでしょう。

このように筋トレの方向性として、よりとんでもない身体を目指す流れも出てきてしまっているのですが(実際薬物によると思われる有名筋トレ系YouTuberの急死や健康被害の情報も既に出てきてしまっているようです)

ここでもう一度フィットネスという言葉に戻って調べてみますと、フィットネスとは、
肉体的および健康的観点で「望ましい」と考えられている状態であり、それを目指すための行為・活動と言われています。

さらに、アメリカスポーツ医学会(ACSM)が発表した『運動処方の指針』によれば、「health related physical fitness」 「physical fitness」は、「体組成」(脂肪が少なく筋肉の多い)「心肺機能」(息切れ、動悸の少ない)「筋力・筋持久力」(物を動かせる、身体を動かし続ける)「柔軟性」(局所だけではなく全身をバランス良く動かせる)を指すとのことです。


突出した身体や成績を残すのも素晴らしいとは思いますが、そのために命をかけるのはアスリートとしては否定しにくい部分もありますが(本当に死んだら良くないですよ)、それをフィットネスと言うのは断固反対です。

もちろん丹羽先生のようにトップのままいつまでも頑張られるのがベストだとは思いますが、

”無事是名馬”

コレこそ本当のフィットネスではないかなと思います。

大事なことなので2回使わせていただきました(笑)

もちろん個人で考える老化防止のレベルはあると思いますが、ウェイトトレーニングにはそのきっかけになるだけの価値はあると思います。
チョコザップからでも良いけど、アプリじゃわからん~(>_<)って方はお気軽にお問合せください(^_^)/

老化防止は頑張りたいけど髪の毛が抜けるのは諦めだしてるトレーナーのいる、

ボディメイクプラスワンはここ!

では~(^_^)/




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