こんばんは!大阪市西区江戸堀 土佐堀 京町堀 靱本町 西本町のボディメイクはお任せください!ボディメイクプラスワンのヨシダです!
さて、今日は朝から某所へ新しいマシンの引き取りに行って参りました。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2020/10/2020-10-27-09.48.47.jpg?resize=640%2C442&ssl=1)
某大型倉庫で。パレットに乗っている中から機材を業者さんに出してもらう。プチプチで一個ずつ梱包。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2020/10/2020-10-27-11.18.33.jpg?resize=640%2C320&ssl=1)
店に到着。ここからプチプチを全部めくる。結構大変(^_^;
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2020/10/2020-10-27-13.24.45.jpg?resize=372%2C744&ssl=1)
で、組み立て。土台部分は簡単に組み上がります。が、アーム部分はまぁまぁ大変でした(^_^;
で、完成!
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2020/10/2020-10-27-16.52.33-scaled.jpg?resize=640%2C1017&ssl=1)
コレ。アイソラテラルフロントラットプルダウンです。
ややこしい名前ですが、簡単に言うと、左右が別々に動いて前から引いていくプルダウンです(そのまま・・・)。
このタイプはハンマーストレングスというブランド(メーカーではありません。メーカーはライフフィットネス社に買収されて、ブランド名として残っています)が有名ですが、正直、アームが回転軸で回るだけのシンプルな作りですが、シンプル故に頑丈で、しかも角度によってプレートの水平線上の距離が支点から変わるので負荷が絶妙に変化(初動から負荷が増え、中間位から負荷が逆に抜けて行く)し、効きのメチャクチャ良いマシンになっています。
人気の高さから、このタイプのマシンは以後、雨後の竹の子の様に似たモデルが大小様々なメーカーから発売されています。
ちなみにこのマシンは、ハンマーでは無いのですが、ショールームで現物を触らせていただいたら、”コレ、全然行けるやン!”って事で導入に至りました。ただし、使っていて、ココがもっとこうだったら良いのになぁ・・・て思うところが出てきております。。。
しかし、このマシン、デカい・・・わかっちゃいたけどデカい・・・
正直、このタイプを導入してるパーソナル専門ジムはまず無いと思います(あったら逆に教えてください。オーナーに連絡して友達になってもらいます(笑))
で、導入したらまず使ってみて、気になるところがあったら改造するのが単にマシンを置いてるジムとは違うボディメイクプラスワンのボディメイクプラスワンたるところ(苦笑)。
まず、背中のエクササイズは背中を伸展させるのがセオリーなので、後頭部をマシンにぶつけて怪我をしてはいけないので、後頭部が当たる部分にクッションを貼り付け。
こんな感じ。使って見たらまだ足りなかったので更に横に延長。
あと、シートを一番高くした状態(引き切ったときに肩が下がりにくいので基本シートのポジションは一番高くしております)で腕を伸ばすとウェイトがマシンに付いてしまうので、後ろのゴムブッシュを薄型の物に変更。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2020/10/2020-10-28-20.09.01.jpg?resize=609%2C487&ssl=1)
これ。強度的にちょっと心配だったのですが、そもそもドカーン!ってウェイトを下ろす人は僕も含めいないので大丈夫かなと。
で、高重量を使うときは全身を使うのですが、足の踏ん張りを効かせるときに足下のフレームが滑るので、滑り止めを追加。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2020/10/2020-10-31-14.21.42.jpg?resize=315%2C336&ssl=1)
これを、
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2020/10/2020-10-31-14.26.00.jpg?resize=314%2C344&ssl=1)
こう(ってオリジナルのハンマーもステップに滑り止めは設置してあります)。
そして、プルダウンするアーム部分が出っ張っていて、身長の高い人には後頭部が当たるようだったので、アーム部分をカット。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2020/10/2020-11-01-13.14.11.jpg?resize=396%2C531&ssl=1)
本体が黒なのでマスキングテープでライン引き。そこをディスクグラインダーでハンドカット。
回数こなしてると慣れて来ますね(苦笑)。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2020/10/2020-11-01-13.20.45.jpg?resize=396%2C341&ssl=1)
で、5cm弱カット。本当はもう少しカットしたかったのですが、ディスクグラインダーが軸受けに干渉してココまでで断念(T_T)
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2020/10/2020-11-01-14.11.26.jpg?resize=640%2C371&ssl=1)
カットしてパットも追加した状態。試しに動かしてみると全然後頭部には干渉しない状態。ただ無理矢理頭をアームに近づけると後頭部に干渉するので、万が一を考えアーム部分にもパットを貼り付け。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2020/10/2020-11-01-17.32.06.jpg?resize=607%2C395&ssl=1)
こんな感じ。とりあえず、コレでお客様が怪我をするリスクは無くせたと思います。
加筆です
その後、さらに気になるところがあったので改造致しました。
身長の高い人、腕が長い人だとシートを上げるとストレッチポジション(腕を伸ばしきった状態)で、アーム部分が下に付いてしまうのです。シートを下げれば良いのですが、そうすると、コントラクトポジション(背中を収縮させた状態)で肩が上がった状態になりやすいのです。アッチを立てればコッチが立たず。。。
って事で、心の中で、”You、切っちゃいなよ!”とジャニーさんがまたつぶやきました(嘘)。
で、最初の状態。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2021/02/2021-02-16-12.36.57.jpg?resize=540%2C720&ssl=1)
こんな感じ。で、今回はさすがに自力ではむりなので、業者さんに。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2021/02/2021-02-23-18.43.07.jpg?resize=542%2C723&ssl=1)
おわかりいただけただろうか。。。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2021/02/2021-02-23-18.43.071.jpg?resize=545%2C727&ssl=1)
赤丸の部分をカットして下側のフレームをカットして再度溶接してもらいました。これで、アーム部分がより下に下りるので、反対側のグリップ部分が上に上がってシートを下げなくてもストレッチポジションが確保出来るという算段です。で、ついでにシートがより上に上げられるように、シートレールを固定しているボルト穴を上に追加。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2021/02/2021-02-23-18.52.23-1.jpg?resize=480%2C640&ssl=1)
これ。元々は下の穴がシートレールの位置です。
で、これで完成!と思ったら、、、、
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2021/02/2021-02-23-18.44.04.jpg?resize=489%2C482&ssl=1)
!!!!
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2021/02/2021-02-23-18.43.21.jpg?resize=488%2C375&ssl=1)
ハンドルが当たってる・・・・
そうなんです、このマシンはディバージング(動作につれてハンドル幅が広がっていく)なので、ストレッチさせていくと逆にハンドルが近付いていき衝突するんです。。。とりあえず、ハンドルの先端のグリップカバーが遊んでいたのでカバーをカットして、アームのフレームと衝突するゴムブッシュを薄型から、最初に付いていた物に戻してみたのですが、まだ接触しています。。。ヤレヤレだぜ・・・と空条承太郎風に言いたいところですが心は完全にトホホ(T_T)でした・・・気付いていたらこの部分も業者さんにカットしてもらうのに。。。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2021/02/2021-02-28-12.40.21.jpg?resize=480%2C640&ssl=1)
で、仕方ないので、自分でまたまたディスクグラインダーでハンドルをこんな感じにカット。我ながらだんだん金属加工が上手になってきた実感(苦笑)。ここからグリップをカットしてカット部分をなめらかに。でグリップ部分にパワーマックスの改造で買ってみたら良い感じにグリップしてくれるゴリックスのバーテープを再度購入して巻き付け。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2021/02/2021-02-28-13.51.49.jpg?resize=476%2C268&ssl=1)
こんな感じになりました。ゴールドジム等、このタイプのマシンを導入してる店舗を数軒観ましたが、大抵、グリップが抜けてきて、お互いのハンドルが干渉し出します(結構うっとうしい)。で、普通のジムだと勝手に改造できないからほったらかしのまま(笑)。しかし、バーテープの場合、緩んできたらまき直すだけ&引く方向に巻き付けているのでグリップが動かない(しかもこのバーテープはグリップ力が強いので素手で握っても滑らない)と良いことづくしです。当施設では他のマシンのグリップ(アイソラテラルチェストプレスやマルチプレス等)もバーテープに変えてあります。
詳しくは下の記事をご覧ください。
で、さらに、このマシンは収縮感(極論すると背中の筋肉を使っている感覚)を出そうとするとシートを上げないとダメなのですが(シートを上げることで逆に腕が下がる位置に来る)そうすると足が地面から離れた位置に来てしまい、しっかりと踏ん張ることが出来なくなります。(椅子が低い方が膝と股関節が曲がって地面を蹴りやすくなる)特に小柄な女性の場合脚が伸びた状態になってしまい下半身の力を使えなくなります(上級者ほど下半身の力も利用して背中のエクササイズを行います)。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2023/03/2023-03-28-16.44.14.jpg?resize=387%2C703&ssl=1)
ステップが無い状態だとこのように膝が伸びて股関節も曲がりが弱い。この状態ですと踏ん張りが効きにくい。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2023/03/2023-03-28-16.45.08.jpg?resize=465%2C680&ssl=1)
ステップを使うと膝が90度近くにはなるが股関節がまだ曲がりきっていない。もう少し曲げる方が下半身の力を利用して引くことができる。またこのステップの場合フレームとの隙間があるため踏ん張る時に足が滑る場合があったり(そのために隙間にマットを挟んだりしているのですが、今度はステップの出し入れに手間がかかって使い勝手が悪い)と小柄な方にとっても高重量を扱う方にとってももう少し使い勝手をよく出来ると思い、可動式のステップを追加しました。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2023/04/2023-04-01-19.37.10.jpg?resize=513%2C684&ssl=1)
完成!
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2023/04/2023-04-04-13.28.50.jpg?resize=453%2C631&ssl=1)
これで150cm以下の方でも安定したポジションで引ける様になりました!
さらに、使っていて、ステップがぐらついたので、固定用のボルトも追加。
![](https://i0.wp.com/bodymakeplus1.com/wp-content/uploads/2023/04/2023-04-11-15.49.44.jpg?resize=447%2C596&ssl=1)
これでステップが安定して安心して踏ん張れます。
このあたりは下の記事に詳しく書いてあります。
そして、先日、高重量で踏ん張るときに太ももに当たるニーパッドの形状が、かまぼこ型で安定感が良くなかったので(オリジナルのハンマーと同じ)四角型に変更しました。
これで高重量で下肢の踏ん張りが必要な時に更にしっかり踏ん張れる様になりました。
(詳しくは、下のリンクをご覧ください)
https://bodymakeplus1.com/wp-admin/post.php?post=5047&action=edit
お客様には常々お伝えしてるのですが、フリーウェイト(バーベルやダンベル)は初心者には難しいものです。
また、マシンは個人の体型や特徴に合わせてある物は基本ありません。
その中で、私の感性で個人にも合わせられるマシンを使ってエクササイズを提供する、その感覚がわかってからフリーウェイトへ流れていくのが理想だと思っています。むしろ、個人レベルにセッティングの出来るマシンがあれば、一般人レベルならマシンのトレーニングだけでも健康維持レベルなら可能だと思います。
(ぶっちゃけ私は現役当時からフリーウェイトはスクワット、サイドレイズ、腕のトレーニングくらいしかフリーウェイトは使ってなかったです。(コレが正解ではなく、それでもこれぐらいの身体は作れたって言う話です)https://bodymakeplus1.com/wp-admin/post.php?post=5047&action=edit
って事で、店を改装して機材がどんどん増えてしまって、広くなったはずなのに狭くなっている、
ボディメイクプラスワンはここ!
では~(^_^)/